「もう見返さないかも」「場所を取るから処分しようか」
そんな風に、出産後ふとエコー写真を手に取り、
迷いながら捨ててしまった──。
この記事を読んでいるあなたは、もしかすると、そんな経験がある方かもしれません。
「思い出を断捨離する」ことが悪いわけではありません。
けれど、エコー写真というのは、ただのモノではなく、
命が宿った“はじまり”の記録です。
捨てたあと、ふとした瞬間に「あれでよかったのかな…」と感じることがある。
それは、あなたの中にある“母としてのやさしさ”の証でもあります。
■ 見返すことは少ない。でも「消えた」と気づいたときの胸の痛み
育児や家事に追われ、エコー写真を手に取る時間はほとんどない。
でも、たとえばお子さんが3歳になって話しはじめたとき、
小学校に入学したとき、ふとアルバムを開いたとき──
「そういえば、エコー写真あったよね」と思い出す瞬間がやってくる。
そのときに、もう手元にないと気づくと、
心にちいさな穴が空いたような感覚になる方もいます。
■「捨てる」か「残す」かの正解は人それぞれ。
でも選択肢はある
エコー写真を「捨てた」ことを後悔している方に知ってほしいのは、
“形を変えて残す”という選択肢があるということ。
たとえば、BANK OF MEMORIESでは、
スマホに残っていたエコー写真や、手元にある印刷写真を
アートポスターにするサービスを提供しています。
写真の中に、赤ちゃんの名前や出生データを組み込み、
やわらかなデザインに仕上げることで、
単なる“記録”だった写真が、“今につながる宝物”になります。
■ 「あのときの気持ち」も一緒に残すということ
エコー写真は、見た目には白黒の影のようなもの。
でも、そこには、
「本当にお腹にいるんだ」「無事に生まれてくれるかな」
そんな気持ちがぎゅっと詰まっています。
アートとして形にすることで、
その時の自分の感情や、赤ちゃんとのはじまりを
静かに、けれど確かに、家の中に残しておくことができます。
■ 今からでも遅くない。「もう一度残す」という選択
もしエコー写真をすでに処分してしまったとしても、
スマホに撮った画像、病院のフォルダ、家族に送ったLINE──
どこかにデータが残っているかもしれません。
「もう捨てたから仕方ない」と思わず、
あらためて、“新しい形”で残してみませんか?
きっと数年後、
お子さんと一緒にそのポスターを眺める日がやってきます。
「ここにいたんだよ」「ママのお腹にいたときの写真だよ」
その一言が、家族にとってかけがえのない時間になるはずです。
■ 最後に:あなたの後悔が、誰かの優しさになる
この記事を最後まで読んでくださったあなたは、
きっと家族想いで、感受性の強い方だと思います。
捨てたことを後悔した、という体験も、
これから出産を迎える誰かにとっては、
「残しておいてよかった」と思えるきっかけになるかもしれません。
エコー写真は、単なる思い出ではなく、
家族の“物語のはじまり”を伝える大切なピース。
BANK OF MEMORIESは、
そんな記憶を、あたたかく、確かに残していくお手伝いをしています。